TOEIC学習に関するよくある悩みに「勉強がつまらなくて継続できない」というものがある。
これは個人的にめちゃくちゃ気持ちがよく分かる。
ぶっちゃけTOEICの勉強はつまらないので、三日坊主になりやすいと思う。
そこでこの記事では、どうやってTOEIC学習を継続させるかについてまとめてみた。
僕自身あなたと同じ悩みを持っていたが、なんとかTOEIC900点に到達できたので、多少は参考になるはずだ。
TOEICの勉強はスコアが上がり始めるまではつまらない
僕の経験上、TOEICの勉強はそんなに楽しいものではない。
TOEICの勉強を始めたばかりの頃は、正直特につまらないと思う。
楽しくTOEICの勉強をするのは難しい
TOEICの勉強は基本的につまらない。
そのため、ネット上には楽しく勉強する方法がたくさん紹介されている。
例えば
- 海外映画を観る
- 洋書を読む
- YouTubeを観る
などだ。
結論から言うと、これらの勉強法はTOEIC対策としてはあまり効果がない。
なぜならTOEICは教科書的な英語だが、海外映画や洋書などはくだけた英語であることが多いからだ。
TOEICのスコアを上げたいのあれば、TOEICのつまらない参考書で勉強した方が短期間で確実に結果が出る。
TOEICの勉強を継続しやすくする仕組みづくりが重要
繰り返しになるが、TOEICの勉強は正直に言ってつまらない。
けど、つまらない参考書で勉強した方がスコアは伸びるという悲しい現実がある。
そこで僕が提案したいのは、楽しく勉強する方法を探すのではなく、つまらない勉強を継続しやすくする仕組みづくりに注力しようということだ。
TOEICの勉強は最初こそつまらないけど、スコアが上がってくるとだんだん楽しくなってくる。
そのため最初のつらい時期を乗り越えるためにも、勉強が継続しやすい仕組みを作ることが重要なのだ。
すぐできるTOEICの勉強を継続するコツ
すぐにできるTOEICを継続するためのコツは大きく分けて2つある。
TOEICを毎月受験する
個人的に1番おすすめなのはTOEICを毎月受験することだ。(TOEICは年10回の開催なので正確には毎月は受験できないが)
TOEICの受験申し込みを毎月することによって「来月もTOEICがあるから勉強しなきゃ。。。」と半強制的に勉強するようになる。
僕もTOEICを受験していたときは、受験申し込みを毎月していた。
その結果、仕事で疲れていてもちゃんと勉強するようになり、本格的にTOEICの勉強を始めて1年ほどで900点まで到達することができた。
毎月TOEIC受験戦法のメリットは、勉強が継続しやすくなるだけではない。
TOEICの受験回数が増えると、少しずつ試験に慣れてくるのでスコアが上がりやすくなるのだ。
早くTOEICを卒業したい人ほど、TOEICの毎月受験を強くおすすめしたい。
TOEIC対策のコーチングサービスを利用する
コーチングサービスとは、専属のコーチが英語学習を挫折しないようにサポートしてくるサービスだ。
『ライザップ』というダイエットのサポートサービスを1度は聞いたことがあると思うが、それの英語学習バージョンだと思ってくれれば良い。
なぜコーチングサービスが挫折しづらいかというと、学習の進捗を毎日コーチに報告しないといけないからだ。
報告する相手がいることによって、「勉強しなきゃ」という圧力がかかるのである。
つい最近まではコーチングサービスは50万円以上することが珍しくなかった。(これにプラスして教材費がかかる)
しかし、今はスタディサプリENGLISHのように、3ヶ月7万円程度で受けられるコーチングサービスも出てきている。
これだけ安いにも関わらず、スタディサプリENGLISHはコーチが挫折しないようにサポートしてくれるだけでなく
- 自分に合った学習プランの立案をしてくれる
- 分からないことをチャットで質問できる
などなど充実したサービス内容になっているのは驚きだ。
スタディサプリENGLISHは、1ヶ月あたり約23000円だ。
ひと月23000円でTOEIC800点・900点に近づき、就活・転職、昇進に役立つのなら、かなりお得な投資と言えるだろう。
スタディサプリENGLISHは、7日間の無料体験をできる。
いくらコーチングサービスが以前よりも安くなったからといって、7万円が大金であることには変わりない。
なので、1週間無料体験をして自分に合っているかを確認した上で課金するかを決めるようにしてほしい。
TOEICの勉強を継続できない人は高い目標を立てないことも大事
TOEICの勉強を継続できない人は、TOEIC学習を習慣化させるのにも力を入れよう。
では、どうやったら英語の勉強を習慣化できるのか。
僕は「ほぼ達成できる目標を立てること」をおすすめしています。
ほぼ達成できる目標の具体例
ほぼ達成できる目標とは
- 1日1個だけ英単語を覚える
- TOEICリスニングの音源を30秒だけ聞く
みたいな目標のことだ。
「えっ、こんなレベルの低い目標で良いの?」と感じた方もいると思うけど、TOEICの勉強を習慣化させるにはこれくらいのレベルが望ましい。
僕もこんなレベルの低い目標を立てていたけど、TOEIC900点を取れたし、語学系唯一の国家資格である通訳案内士を取得できるレベルになった。
ほぼ達成できる目標を立てると勉強が長続きする理由
よくやりがちなのが「1日1時間勉強する」みたいな高い目標を立てることだ。
こんな高い目標、ほとんどの人はできないと思う。(特に社会人は厳しいはず)
最初はやる気に満ちあふれているので、「1日1時間勉強する」という目標を達成できることはあるかもしれない。
しかし数日すると、9割以上の人が脱落していく。
そして目標を達成できないと、「なんてダメなやつなんだ。。」と自己嫌悪に陥って、勉強する気が起きなくなるわけだ。
その結果、挫折するのである。
簡単な目標から少しずつ習慣化していくべし
TOEICの勉強を習慣化するには、簡単な目標から始めるべきだ。
例えば、「毎日10分TOEICの勉強をする」なら、ほとんどの人ができると思う。
毎日10
分なら、通勤中やお昼休みに勉強すればすぐ達成できる。
もし毎日10分の勉強をできなそうなら「毎日5分TOEICの勉強をする」でも大丈夫だ。
毎日5分がダメなら、「とりあえず参考書を開く」ことを目標にするだけでも良い。
無理なく達成できるレベルまで目標を下げよう。
勉強時間が5分なら、勉強を始める心理的なハードルがかなり下がっているので、「とりあえず勉強するか」という気持ちになりやすい。
そして、1度勉強を始めさえすれば、たいていの場合5分より長く勉強できてしまう。
とにかくTOEICの勉強を始めるまでのハードルを下げることが大事だ。
勉強を始めてしまえば、やる気はついてる。
少しずつ目標を上げていくべし
とは言っても、「毎日5分TOEICの勉強をする」では勉強時間が少ない。
なので、「この目標ならもう少しハードルを上げても大丈夫そうだぞ」と思った時点で、少しだけ目標のレベルを上げよう。
例えば「毎日5分TOEICの勉強をする」という目標に慣れてきたら、次は「毎日10分TOEICの勉強する」といった感じだ。
そして「毎日10分TOEICの勉強する」に慣れたら、次は「毎日15分TOEICの勉強する」に目標をレベルアップさせる。
あとは、これの繰り返しだ。
気付いた時には、TOEICの勉強をするのが習慣化されている。
ただ、コツコツ勉強を続けたとしても、間違った勉強法をしていては意味がないので、以下の記事を参考に正しく効果的な勉強をコツコツと継続するようにしよう。
まとめ
【TOEICの勉強を継続するコツ】
- TOEICを毎月受験する
- コーチングサービスを利用してみる
- 勉強を習慣化する