力価計算.comという超ニッチなWebアプリを作りました | Tomoyuki Kato's Blog

力価計算.comという超ニッチなWebアプリを作りました

Pharmacist
この記事を書いた人

PharmaXというオンライン薬局のスタートアップで薬剤師・エンジニアとして働いています。Rails・React・TypeScriptなどを書きます。英語が得意でTOEIC900点・通訳案内士資格取得。主に薬剤師の働き方やプログラミング、英語学習について書きます。当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
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以前、「かんたん力価計算」というWebアプリを作って公開したのですが、なんか納得がいかなかったので作り直してみました。

 

その名も「力価計算.com」。

 

そのままのネーミングなんですけど、「かんたん力価計算」よりも覚えやすいかなと思っていて、シンプルで個人的には気に入っています。

 

この記事では

  • 力価計算.comの紹介
  • PVやマネタイズなどの運営状況
  • どんなプログラミング言語で作ったのか

などをまとめてみました。

 

たぶん、この記事を読んでくれる人ってかなり物好きだと思うので、楽しんでもらえるかは分からないですが、少しお時間をいただけると嬉しいです。

 

この記事を読んで「使ってみよう」と思った方は、ぜひスマホや職場のPCにブックマークをお願いします。

 

では本題へ!

 

力価計算.comという超ニッチなWebアプリを作りました

 

さっそく、力価計算.comについて解説していきます。

なぜ力価計算.comを作ったのか

なぜ力価計算.comを作ったかというと、1番の理由は単純にあったら便利だなと思ったからです。

 

僕はもともと一人薬剤師の店舗で働くことが多く、特に粉薬やシロップなどは「計算ミスしていたらどうしよう」と思うことが多々ありました。

 

そこで、

「調剤ミス防止につながれば良いな」

と思って開発したのが力価計算.comです。

 

2つめの理由が、薬剤師以外のピッキングが認められるようになったこと。

今後は粉薬・シロップの調剤も薬剤師以外の人がやるようになるかもしれません。

 

そうなった時に、力価計算.comのユーザーも増えるんじゃないかなと予想をしました。

 

力価計算.comの主なサービス

力価計算.comの主なサービスは3つあります。

 

【主なサービス】

  1. 力価計算アプリを使用できる
  2. 力価の計算方法を学べる
  3. 力価計算の練習問題を解ける

 

サービス1:力価計算アプリを使用できる

サービスの1つ目が、力価計算アプリの提供。

 

薬局や病院でする力価計算は

  • 成分量→製剤量
  • 製剤量→成分量

の2パターンがあると思います。

 

力価計算.comでは、この2パターンどちらもアプリで計算可能です。

 

成分量→製剤量の力価計算

 

成分量から製剤量への計算は、3ステップで簡単にできます。

 

〇〇ドライシロップ80% 200mgと記載されている場合、何gの〇〇ドライシロップ80%をとれば良いのかを計算してみましょう。

 

ステップ1:剤型の選択

まずは計算する薬の剤形を選択します。

〇〇ドライシロップ80%の製剤量を計算するので、『粉薬』を選択してください。

 

 

ステップ2:%の値を入力

%の値を半角で入力してください。

今回は、〇〇ドライシロップ80%なので、80と入力しましょう。

 

ステップ3:成分量を入力し、単位を選択する

次に成分量を入力します。

〇〇ドライシロップ80% 200mgなので、200と入力してください。

 

成分量を入力したら、単位を選択します。

mgを選択してください。

 

 

ここまで終わったら、計算するボタンを押せば計算完了です。

 

 

製剤量→成分量の力価計算

成分量→製剤量の計算は3ステップかかりましたが、製剤量→成分量への計算は2ステップです。

 

〇〇散5%  0.5gの成分量を求めてみましょう。

 

ステップ1:%の値を入力

まずは%の値を入力します。

今回は〇〇散5%なので、5と入力してください。

 

 

ステップ2:製剤量を入力

次に製剤量を入力します。

〇〇散5%  0.5gなので、0.5と入力してください。

 

製剤量を入力したら、単位を選択します。

今回はgを選択してください。

 

 

ここまで終わったら、計算するボタンを押せば計算完了です。

 

 

力価計算.comを使ってみる

 

サービス2:力価の計算方法を学べる

計算アプリを使って計算するのも良いですが、計算方法を理解していることも重要です。

 

そこで力価計算.comでは、

  • そもそも力価とは何か
  • 力価の計算方法

などの解説も行なっています。

 

 

 

力価計算.comを使ってみる

 

サービス3: 力価計算の練習問題を解ける

力価計算.comでは、力価計算の練習問題も用意しています。

 

 

解答を見るをクリックすると、解答が表示されます。

 

 

練習問題は

  • 成分量→製剤量の計算
  • 製剤量→成分量の計算

各10問ずつあります。

 

力価の計算方法を学んだら、ぜひチャレンジしてみてください。

 

力価計算.comを使ってみる

 

力価計算.comの運営状況について

 

最後に力価計算.comの運営状況について簡単に書いておきます。

力価計算.comのPVとかマネタイズの方法について

この記事を書いている時点(2019.6.23)で、力価計算.comは公開して1ヶ月くらい経ちました。

 

PVについて

現時点でのPVは、100〜350PV/dayくらいです。

 

公開1ヶ月でこの数字なので、力価計算という超ニッチなジャンルですが、1000PV/dayくらいなら十分狙える気がしてきました。

 

WordPressで作ったサイトだと、数ヶ月0PVなんてことも普通です。

なので、スタートは意外と好調なのかなと。

 

今までは自分で開発したサービスのSEO対策をちゃんとやってこなかったのですが、今回はけっこう力を入れてやりました。

 

その甲斐もあってか、「力価計算 アプリ」の複合ワードだと、執筆時点で2位に表示されています。

 

ゆくゆくは「力価計算」単体のワードで1位を取れたらなと思っている今日この頃です。

 

まだドメインパワーがないに等しいので、気長に待ちたいと思います。

 

マネタイズについて

マネタイズは、Google Adsenseです。

 

「Google Adsenseの審査は、ページ数が20〜30ページくらいないと受からない」

と書いているブログ記事が多かったのですが、10ページもない力価計算.comでも無事に受かりました。

 

なので、記事数はあまり関係ないのかなと。

Google Adsenseの審査に関する考察は、また別の記事で書きたいと思います。

 

最初はGoogle Adsenseではなく、薬剤師の転職案件の広告でも貼ろうと思ったのですが、CVする気がしなかったのでやめました。

 

Webエンジニアの知人に聞いたら、

「力価計算.comみたいなサービスはAdsenseの方が相性が良い」

とのことだったので、そのアドバイスに従おうと思います。

 

サービスの性質上、ブログと違って更新する必要がなくて楽だし、ちょっとしたお小遣いくらいになれば良いかなと。

 

何か良い感じのマネタイズ手段があったら、アドバイスをくださいませ

お待ちしております。

 

 

力価計算.comで使ったプログラミング言語・サーバーの話

力価計算.comで使ったプログラミング言語とかサーバーについて。

 

使ったプログラミング言語・サーバー

<2023年4月追記>

フロントエンドはNext.js、バックエンドはRuby on Rails、サーバーはVercelとRenderを使っています。

フロントエンドはBootstrap4サーバーサイドはRuby on Rails 5で書いています。

 

やはりフレームワークを使うと開発スピードが早いです。

だいたい12時間くらいで全てのコンテンツを作り終えました。

 

で、サーバーはベタにHerokuです。

やっぱりHerokuはかなり楽ですね。

 

サーバーの構築などノータッチでサービスを公開できるので、開発だけに集中できます。

 

サーバーいじるの面倒な人は、Herokuを使っておけばOKです。

間違いありません。

 

力価計算.comを使ってみる

 

まとめ

力価計算.com、良かったら使ってみてください。

「使ってみようかな」と思った方は、スマホや職場のPCへのブックマークをぜひお願いします。

 

「こうした方が良いんじゃない?」

みたいなアドバイスもお待ちしております。

 

では!

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