「薬剤師をやりつつ、副業をやってみたい。
けど、どんな副業をしたら良いんだろう?」
たしかに、副業って何をやれば良いかって分かりませんよね。
そこでこの記事では
- 薬剤師はどんな副業をしたら良いか
- 何をしたら良いか分からない薬剤師にオススメな副業
- 副業可の職場で副業しましょう
の3トピックについてまとめてみました。
この記事を書いている僕は、薬剤師をやりつつ副業を始めて5年くらいの経験者です。
なので、多少は参考になるかなと。
では本題へ。
薬剤師はどんな副業をしたら良いのか
薬剤師はどんな副業をしたら良いのか。
僕は薬剤師に限らず、「無理なく継続できそうなこと」を基準に副業することが大事だと考えています。
基本的には無理なく継続できそうなことを副業にすべき
なぜ無理なく継続できそうなことを副業にすべきかというと、副業はコツコツ継続できないとお金を稼げないです。
薬剤師として働きつつ、スキマ時間を使って別の仕事をするわけなので、そんな簡単にサクッと結果は出ません。
だからこそ、無理なく継続できそうなことを軸に副業に選ぶべきです。
理想は、好きなことを副業にする。
好きなことがなければ、やっていて苦にならないことを基準に副業を選びましょう。
僕の場合は、文章を書くのがそこまで苦じゃないのでブログを書いたり、プログラミングが好きなので自分でWebサービス・アプリを作ったりしてお金を稼いでいます。
お金だけにフォーカスして副業を決めてしまうと、本当に挫折しやすいです。
このような理由から、無理なく継続できるかで副業を選ぶことを強くおすすめします。
薬剤師の資格を活かそうと考えない方が良い
薬剤師の副業でよくありがちなのが
「薬剤師の資格を活かした副業をやりたい!」
という考えです。
たしかに、せっかく資格を持っているのだから、薬剤師の資格を活かしたいですよね。
けど、個人的にはこの考えはあまりおすすめしません。
なぜかというと、薬剤師×〇〇という考えは、思考の幅を狭めるからです。
薬剤師の資格を基準に副業を決めることになるので、どうしても選択肢が狭くなってしまいます。
薬剤師×〇〇な副業が「自分の好きなこと」や「やっていて苦じゃないこと」に該当するならアリだと思いますが、そうじゃないのなら、薬剤師資格のことは忘れて、無理なく継続できるかで副業を選びましょう。
何をしたら良いか分からない薬剤師にオススメな副業
「好きなことはあるけど、それをどうやってお金に変えるか分からない」
と思った人もいるでしょう。
そこでいくつかオススメの方法を紹介します。
1:YouTubeを使って情報発信する
YouTubeは副業として1番良いと思います。
なぜかというと、YouTubeだと今までお金に変えることが無理だった分野でもマネタイズ可能だからです。
自分は「〇〇が好きだけど、これはお金にならないなぁ」と思っている人ほどYouTubeは良い選択肢なんじゃないかなと。
ちなみに僕は猫の動画をYouTubeで観ることにハマっているのですが、飼っている猫の様子をアップしている動画が50万再生くらい稼いでいるんですよね。
1再生0.1円と言われているので、5万円を稼げる計算になります。
あとは粘土細工だったり、食べ物を噛んだ時にでる咀嚼音をアップしてマネタイズしている人もいます。
YouTubeなら幅広いジャンルをマネタイズできるので、「自分の好きなことはニッチすぎるんだよなぁ」という人は、YouTubeにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
2:ブログを作って情報発信する
ブログもおすすめです。
文章を書くだけなので、YouTubeよりはハードルが低いかなと思います。
僕は英語が少しできるので、英語学習のノウハウサイトを運営していたり、このPharma Labというブログで薬剤師の働き方やプログラミングなどについて情報発信中です。
動画だと編集するのにPCが必須ですが、ブログであればスマホからでもできるので、スキマ時間を使って始めやすいかなと思います。
「〇〇なら他の人より詳しい」
という分野について書いてみるのがオススメです。
ちなみに、薬に関する情報発信はやめましょう。
最近は、個人が書いた医療記事は、アクセスを集めにくいのでマネタイズが難しいためです。
そのため、テーマは医療系以外がオススメです。
3:プログラミングを学んでWebサービス・アプリを作る
最後におすすめなのがプログラミングを学んでWebサービス・アプリを作るという方法。
ぶっちゃけ、今まで紹介してきた副業の中でプログラミングが1番ハードルは高いです。
けど、「IT業界は人手不足でプログラマが圧倒的に不足している」という現状があるため、大変ではあるけど選択肢としてはかなり良いかなと。
僕は独学でプログラミングを学び、いくつか自分でWebサービス・アプリを作り、そこから広告収入を得ています。
ある程度スキルが身につくと、仕事を受注することもできるので、身につけられればリターンはかなり大きいです。
僕が実際にやった勉強法については、以下の記事にまとめました。
興味があれば、チェックしてみてください。
【重要】副業をするならの副業可の職場でやりましょう
最後に注意点。
当たり前のことなのですが、副業をするのであれば副業可の職場でやりましょう。
副業禁止の会社で副業バレすると解雇される可能性もある
僕は法律の専門家ではないので、日本最大級の法律相談サイト弁護士ドットコムの記事から引用します。
拘束力のある就業規則や労働契約に副業禁止が明記されているのでしたら、明確な違反行為になり解雇事由に該当する可能性が高い(ただし、形式的に解雇事由に該当したとしても解雇権行使が権利濫用に該当して無効になる可能性はもちろんありますが)と思われます。
また、副業禁止規定がないとしても業務に悪影響がある場合にはやはり職務専念義務などの関係で問題が起こりえます。
このように副業禁止の職場で、わざわざ副業をやるのはリスクがあります。
仮に解雇になった場合、履歴書へ大きな傷がつくことになるので、副業をやるのであれば副業を認めている会社で働きましょう。
もちろん、僕も副業可の職場で薬剤師として働いています。
副業禁止の会社に勤めている薬剤師は見切りをつけるべき
もし副業禁止の会社に勤めているのであれば、早めに見切りをつけることをオススメです。
理由は、すでに終身雇用の時代は終わっているから。
さらに言えば、一つの専門性で人生を終えるのも難しいでしょう。
これからは複数の仕事をしてリスクを分散させる時代なのです。
実際、本屋に並んでいる「働き方」に関する本を読むと、「1つの会社で勤め上げよ」という主張をしている本は1冊もありません。
重要なことなので繰り返しますが、今どき副業禁止の会社はナンセンスなので、副業禁止の会社に勤めている薬剤師は早いところ環境を変えることをオススメします。
副業可の薬剤師の職場は意外と多い
僕自身も副業を禁止していない職場を求めて転職活動をした経験が2回ありますが、意外と副業可の職場は多いです。
僕は今までに3つの職場で薬剤師として働いてきましたが、新卒で入った会社以外は全て副業を禁止していない会社でした。
薬剤師転職サイトに登録して
「副業可の職場を探しています」
と転職コンサルタントに伝えれば紹介してもらえます。
副業を考えているのであれば、相談してみましょう。
無料で求人を紹介してもらえます。
まとめ
僕がこの記事で言いたかったことをまとめると
- 「好きなこと」・「やっていて苦じゃないこと」を基準に副業を考えよう
- 薬剤師資格を活かそうと考える必要はない
- 副業するなら副業を認めている会社でやろう
の3つです。
これから副業を考えている薬剤師の参考になれば嬉しいです。
では!