「ワークライフバランの取れた職場ってどうやって探せば良いんだろう?
仕事ばかりで疲れてしまった・・・」
僕も最初に働いた会社は、「ワークライフバランス?なにそれ?」みたいな会社だったので、その気持ちはよく分かります。
ワークライフバランスは、本当に大事ですよね。
そこでこの記事では、
- ワークライフバランスの取れた職場を探すコツ
- ワークライフバランスの取れた職場へ転職するメリット・デメリット
について詳しくまとめてみました。
この記事を書いている僕は、1社目がワークライバランスの概念がない環境で働き、そのあと転職して働いた2社はワークライフバランス良好な環境でした。
なので、多少は参考になるかなと。
では本題へ!
薬剤師がワークライフバランスの取れた職場を探すコツ
薬剤師がワークライフバランスの取れた職場を探すコツは、ぶっちゃけた話1つだけ。
何をすれば良いかというと
「転職サイトのコンサルタントにワークライフバランスの取れた職場を探している」
とちゃんと伝えましょう。
転職コンサルタントに伝えるべきことリスト
薬剤師がワークライフバランスの取れた職場を探すには、以下の5つを転職コンサルタントに伝えることが大事です。
1:「ワークライフバランスの取れた職場を探している」としっかり伝える
まず、転職サイトのコンサルタントに
「ワークライフバランスの取れた職場を探している」
としっかり伝えましょう。
“しっかり伝える”ということが、とにかく大事です。
「自分はワークライフバランスを大事にしている」とちゃんと伝えることにより、紹介される求人の中にハードな職場が紛れ込んでしまう可能性を低くできます。
2:希望する年間休日を伝える
希望する年間休日も、ちゃんと伝えましょう。
薬剤師の場合、年間休日が110〜120日くらいの職場が平均的かなと思います。
ちなみに、調剤薬局だと年間休日120日の職場は見つかりやすい印象ですが、ドラッグストア・病院などは、年間100日ちょっとの休みしかないことが多いですね。
ワークライフバランスがとにかく大事なら、個人的には年間休日120日以上の職場を探すことをオススメします。
僕が最初に勤めた職場は年間休日が100日ちょっとでしたが、やっぱり休みがちょっと少ないかなって感じがしました。
年間休日にプラスして、有休消化率も確認してもらいましょう。
「有給という制度はあるものの実際は消化できない」
みたいな職場は、少なからずあります。
有給はちゃんと使えないと損なので、ワークライフバランス重視なら消化率もちゃんと確認しておいた方が良いです。
3:月に何時間まで残業できるか伝える
「月に何時間までなら残業できるか」を伝えることも大事です。
ワークライフバランスを重視するなら、どんなに多くても1ヶ月あたりの残業時間は10時間くらいが良いかなと個人的には思っています。
1ヶ月あたりの残業時間が10時間くらいだと、20日ちょっとの勤務だとして1日あたり20分くらいの残業ですね。
1日20分くらいの残業であれば、そこまで大きな負担はないかなと。
転職活動をすると分かりますが、意外と「定時で帰れます」という職場も多いので、自分が望むライフスタイルを考えて、希望する残業時間を伝えましょう。
4:定着率について知りたいと伝える
ワークライフバランスを求めるなら、定着率が高いかもコンサルタントに教えてもらいましょう。
「定着率が高い」とは、働いている薬剤師がなかなか辞めない職場ということです。
「働いている薬剤師が辞めない=労働環境が良い」
と考えられるというわけですね。
したがって、ワークライフバランスの取れた職場を探す上で、定着率の高さはとても重要な指標となってきます。
必ず転職コンサルタントに
「薬剤師の定着率が高いところを紹介してください」
と伝えるようにしましょう。
5:自宅から30分以内の職場を希望する
自宅から片道30分以内の職場であることも、とても重要です。
いくら残業が少なくて年間休日が多くても、通勤時間が長いと全てが台無しになります。
僕が初めて転職した先は、年間休日も120日以上・月の残業時間は3時間ほどでした。
けど、通勤時間が片道40分くらいあったんですよね。
これが意外としんどい。
やはり通勤時間が30分を超えてしまうと、かなり長く感じます。
で、今は片道30分以内の職場に勤めているのですが、その経験から言うと、通勤時間が10分違うだけでも精神的・身体的にかなり楽です。
通勤時間が長いほど幸福度が下がるという研究もあるくらいなので、ワークライフバランスを望むなら、できる限り通勤時間が短くてすむ職場を選びましょう。
薬剤師がワークライフバランスの取れた職場へ転職するメリット・デメリット
最後にワークライフバランスの取れた職場へ転職するメリット・デメリットについて解説しておきます。
ワークライフバランスを重視すると年収はある程度妥協する必要がある
ワークライフバランスを重視するということは、仕事量が少ない職場へ転職するということです。
したがって、残業する時間が少なくなるので残業代は減る傾向にあります。
その結果、年収も少し下がるというわけですね。
これがワークライフバランスを重視するデメリットかなと。
ワークライフバランスを重視するのであれば、年収はある程度のレベルで妥協しましょう。
「年収もワークライフバランスもどっちも捨てない!」
というスタンスはオススメしません。
もしかしたら、年収も高くてワークライフバランスも良い職場はあるかもしれませんが、見つかる可能性は高くないと思っておきましょう。
ワークライフバランスの取れた職場はメリットの方が大きい
ワークライフバランスの取れた職場へ転職すると、年収は下がるかもしれません。
しかし、
「デメリットよりはメリットの方が大きいんじゃないかな」
と個人的には考えています。
ちなみに僕が感じたメリットは、以下の3つです。
【メリット】
- 仕事後に自分の時間を取れる
- 精神的に健康になる
- 睡眠時間をちゃんと確保できる
メリット1:仕事後に自分の時間を取れる
何と言っても、自分の時間を取りやすいのは大きなメリットですね。
僕はプログラミングをやったり、マンガを読んだり、海外ドラマを観るのが好きなので、仕事後に自分の趣味に時間を費やせるようになったは、とても嬉しかったです。
趣味だけではなく、仕事後に友人とご飯にだって行けます。
残業が当たり前の職場だと、何時に仕事が終わるか分からないので、友人との約束は簡単にできません。
けど、残業のないワークライフバランスの取れた職場であれば、それが可能なのです。
メリット2:精神的に健康になる
新卒で最初に配属された店舗は残業が当たり前で、1日12時間働くのが当たり前の環境でした。
あの頃はメンタル的に参ってしまっていて、うつ状態まではいかないけど、かなり精神状態が悪かったように思います。
ワークライフバランスがぶっ壊れている労働環境だったので、当時付き合っていた女性ともなかなか会えず、会ったら会ったで疲労のせいでギクシャクシャクしてまって、けっきょく別れることになってしまいました。
その点、ワークライフバランスが取れている職場だと、心にゆとりが生まれます。
人間関係も趣味も充実するので、メンタル面での健康を維持しやすいです。
メリット3:睡眠時間をちゃんと確保できる
ワークライフバランスの取れた職場で働いていると、睡眠時間もちゃんと確保できます。
僕は8時間寝ないとダメな人間なので、8時間ちゃんと眠れるのはかなり良かったですね。
昼間の集中力が全然違います。
ワークライフバランスの取れた職場なら、趣味の時間をとった上で、ちゃんと睡眠時間も取れるのです。
控えめに言って最高ですね。
まとめ
まとめると、薬剤師がワークライフバランスの取れた職場を探すには、転職コンサルタントを使い倒しましょう。
具体的には、以下の5点について伝えてください。
【伝えるべきこと】
- ワークライフバランス重視の転職をしたいと伝える
- 希望する年間休日を伝える
- 1ヶ月あたりにできる残業時間を伝える
- 定着率について知りたいと伝える
- 自宅から30分以内の職場を希望する
個人の体験談になってしまいますが、この5つを伝えるだけでかなりワークライフバランスの取れた職場を見つけることができます。
参考になれば嬉しいです。
では!