「なんで勉強しているのにTOEICリスニングパートを聞き取れないのだろう?」
この悩みはTOEIC勉強あるあるで、ほとんどの人がぶち当たる悩みだと思う。
そこでこの記事では、どうやったらTOEICリスニングを聞き取れるようになるかを僕の経験談を交えて解説しようと思う。
この記事を書いている僕は、TOEIC900点と語学系唯一の国家資格である通訳案内士を持っている。
なので、他のネット記事よりは信頼性が高いはずだ。
TOEICリスニングのスコアが伸び悩んでいる方は、ぜひ読んでみてほしい。
TOEICリスニングを聞き取れない理由
TOEICのリスニングパートを聞き取れない理由は、大きく2つあると思っている。
それが
- 間違ったTOEICリスニング対策をしている
- 勉強量が圧倒的に足りていない
の2つだ。
間違ったTOEICリスニング対策をしている
まずよくあるのがTOEICリスニング対策を間違った方法でしているということだ。
具体的にどんな勉強をやっているかというと、大きく分けて3つある。
基礎学習をせずにTOEICリスニング対策をしている
1つ目が英語の基礎学習をせずにTOEICリスニング対策をしているパターン。
具体的には
- 英文法
- 英単語
- 発音
の3つを勉強していないと、TOEICリスニングのスコアは伸びづらい。
TOEICリスニング対策は応用問題だ。
英文法、英単語、発音といった英語の基礎知識を身につけていないとTOEICリスニングの問題は解けないのである。
英語を聞き流す
英語の聞き流しは、英語学習上級者であればある程度の効果を期待できると思う。
しかしTOEICの勉強をしている英語学習初級〜中級者にとっては、そこまで効果的な勉強法ではない。
なぜかというと、自分の知らない英語を聴き続けたとしても右から左へ通り抜けていくだけだからだ。
ちゃんと意味を理解していない英語をたくさんリスニングしても、まったく意味がないので注意しよう。
リスニングする音声の意味をちゃんと理解してからリスニングすることが非常に重要なのだ。
「英語を聞き流すだけでリスニング力アップ!」みたいな教材が流行っているけど、聞き流し他ところで本当に意味がないので気をつけてほしい。
洋楽を聴く・洋画を観る
「TOEIC対策には洋楽(洋画)がおすすめ!」みたいなネット記事がよく転がっていますが、僕からすると全然オススメではない。
なぜかというと、TOEICで使われている英語と洋楽(洋画)の英語は全く別物だから。
TOEICはビジネスシーンでよく使われる英語が中心だが、洋楽や洋画に関はよりカジュアルな英語中心である。
100歩譲って効果があったとしても、TOEICリスニングパートのスコアを上げたいのであれば効率的ではない。
時間の無駄なので、洋楽・洋画でTOEIC対策をしようするのはすぐ止めよう。
効果が出るTOEICの勉強法については以下の記事に詳しくまとめた。
僕が実際にやった勉強法なので、興味があればぜひ参考にしてほしい。
TOEICリスニングの勉強時間が圧倒的に足りていない
リスニングの勉強時間が少なすぎるというのも、TOEICリスニングパートのスコアが伸びないよくある理由の1つだ。
良い勉強法を知っていても、それをちゃんと実践できないことには意味がない。
ネット上にたくさんTOEICの勉強法を解説した記事があるにもかかわらず結果が出ない人が多い理由は、その勉強法をちゃんと実践できないからというのが大きいと思う。
TOEICリスニングパートを聞き取れるようになるには、より多くの時間をリスニングの勉強に費やなければならない。
「1ヶ月TOEICリスニングの勉強をしました」くらいの勉強量では、スコアが伸びないのは当たり前である。
【経験談】簡単にTOEICリスニングのスコアが伸ばす方法はない
TOEICリスニングのスコアを上げる簡単な方法はこの世に存在しない。
「何か裏技があるのではないか」と思っている人が意外と多いのだけど、そんな美味しい話はないのである。
僕もTOEICリスニングのスコアがなかなか上がらなかった
今でこそ僕はTOEIC900点を取れるまでになった。
しかし最初からTOEICリスニングをちゃんと聞き取れたわけでは決してない。
正直にいうと、勉強を始めたばかりの頃はまったく何を言っているのか分からなかった。
TOEICリスニングの音源を聴いても、何を言っているのか分からなすぎて「TOEIC900点を取るとか無理では?!?!」と絶望するレベルだったのだ。
何が言いたいかというと、TOEICのスコアが高い人もかつてはTOEICのスコアが低かったのである。
楽してTOEICリスニングパートのスコアを上げる方法はない
絶望するレベルでTOEICリスニングパートができなかった僕が、どうやってTOEIC900点を取れるまでになったかというと、正しい勉強法でコツコツと英語を聴き続けたからだ。
「ネット上には簡単にTOEICで結果を出す勉強方法」という記事がたくさん転がっているけど、そういう記事はだいたいウソだと思った方が良い。
TOEIC900点や通訳案内士の資格を持っている僕が言うのだからこれは間違いない。
僕の感覚だとTOEICのスコアを100点上げるには、だいたい200〜300時間の勉強が必要になる。
TOEICリスニングが聞き取れないと悩んでいるあなたは、これくらい時間をかけて勉強をしているだろうか?
TOEICリスニングパートのスコアを上げるコツ
TOEICリスニングのスコアを上げるには2つ重要なことがある。
それが
- 正しい勉強法を知ること
- 正しい勉強法でコツコツ勉強すること
である。
正しいTOEICリスニングの勉強方法を知る
繰り返しになるが、簡単にTOEICリスニングのスコアが伸びるのであれば誰も苦労はしない。
「簡単にリスニング力アップ」とか「1週間で結果を出せる勉強法」みたいな情報はだいたいウソだ。
本当に結果のでる勉強法というのは大変なのである。
TOEICリスニングの正しい勉強法については、以下の記事に詳しくまとめた。
ここに書かれている通りに勉強すれば、確実にTOEICリスニングを聞き取れるようになるので、ぜひ参考にしてほしい。
TOEICリスニングの勉強を挫折しないコツを知る
正しい勉強法を知っていたとしても、それを継続してできないとTOEICリスニングを聞き取れなるようにはならない。
そのため、挫折しないコツを知っておく必要がある。
詳しくは以下の記事にまとめたので、こちらを参考にしてほしい。
まとめ
TOEICリスニングを聞き取れなくて悩んでいる人は以下の2つを意識しよう。
【TOEICリスニングのスコアを上げるコツ】
- 正しい勉強法を知ること
- 正しい勉強法でコツコツ勉強すること
では。