【感想】『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』が面白い

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『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』という漫画をご存知でしょうか。

タイトルの通り、珍しく薬剤師が主人公の漫画です。

 

 

この記事を書いている時点で3巻まで発売されているのですが、全て読んだので感想や考えたことについてまとめてみました。

 

一応、僕も薬剤師として働いているので、「ぶっちゃけアンサングシンデレラってどうなの?」について本音で語っていきたいと思います。

 

では本題へ!

 

【感想】『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』の感想

 

全体的な感想としては、薬剤師なら興味深く読めるんじゃないかなという感じです。

1度は読んでみる価値はあると思います。

 

各巻ごとにアンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどりの感想を語る

この記事を書いている時点で、アンサングシンデレラは3巻まで発売中です。

なので、各巻について簡単に感想を書いていきます。

 

すごくザックリした感想なので、ネタバレにはなっていないと思います(たぶん)

 

1巻の感想

 

1巻は疑義照会をして

「そんなケアレスミスで連絡してくるな!!(怒)」

と医師に怒られてしまうシーンから始まります。

 

おそらく、薬剤師なら1度は経験のあるシチュエーションでしょう。

薬剤師あるあるすぎて泣きました。(泣いてない)

 

1巻では、そんな理不尽なことにぶち当たり「もしかして薬剤師っていらなくない?」という葛藤を抱えつつも、薬剤師という仕事に対して真摯に向き合う主人公 葵みどりの姿が描かれています。

 

個人的に注目してほしいポイントが、瀬野さんっていう主人公の先輩。

この人の発言がいちいちカッコよくて、「ホントそれな」みたいなことしか言いません。

 

口は悪いけど頼りがいがあって、薬剤師にはあんまいなそうなリーダー気質な人です。(僕の印象では)

 

1巻は瀬野さんに注目ですね。

ぜひチェックしてみてください。

 

ちなみに、Amazonプライム会員だと1巻は無料で読めるみたいです。(僕が買った時は無料じゃなかった・・・)

 

アンサングシンデレラ

 

なので、興味があれば今のうちにどうぞ。

30日以内に退会すれば、プライム会員のお金は一切かかりません。

 

2巻の感想

 

2巻は個人的にはあんまり面白くなかったです。

 

2巻ではドラッグストア薬剤師と病院薬剤師の認識の違いというかギャップが描かれているのですが、ドラッグストア勤務の薬剤師をちょっと小馬鹿にしているように感じました。

 

「病院薬剤師はちゃんと仕事してます。薬を袋に詰めているだけなのはドラッグストアの薬剤師です。」

みたいな。

 

病院勤務の薬剤師が主人公の漫画なので、仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんね。

2巻に関しては、「あくまでも漫画だ」と思って読むことをオススメします。

 

3巻の感想

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 3 (ゼノンコミックス)
アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 3 (ゼノンコミックス)
  • 荒井ママレ, 富野浩充 and 徳間書店
  • 価格: ¥ 638
  • 販売者:Amazon.co.jp

 

3巻はインフルエンザと癌がテーマでした。

個人的に3巻はとても好きです。

 

この巻では「説得より納得」というフレーズが出てくるのですが、これは実際に働いていて「本当にその通りだなぁ」と思います。

 

患者との距離感だったり、コミュニケーションの取り方について考えさせられる内容です。

 

薬剤師なら1度は読んでおいた方が良い。

オススメです。

 

今の薬剤師に足りていないのは葵さんのような積極性だと思う

主人公の葵みどりは、正義感の強い女性です。

 

理不尽なことがあったり、「これはおかしい」と思うようなことがあったら、能動的にアプローチして解決しようとします。

 

彼女の姿を見ていて、「今の薬剤師に足りないのは、この能動的な姿勢なのかもな」と思いました

 

多くの人は薬剤師の仕事になんて興味がありません。

 

だからこそ「薬剤師はこんなことができる!」と主張していかないことには、周りに薬剤師の存在価値を認めてもらうのは難しいと思うんですよね。

 

僕の感覚だと、薬剤師はおとなしくて自己主張する人が少なく、葵さんのように医師が変なことを言ったときに食ってかかるようなことはしません。

 

「医師が言っているなら仕方ない。。」と思って終わりにしている人がほとんどでしょうか。

 

葵さんのように「自分の意見はちゃんと言うこと」は当たり前と言えば当たり前のことなのだけど、周りとの摩擦を恐れてしまい、これを実践するのはけっこう難しかったりします。

 

もちろん『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』はマンガなので、だからこそ上手くいっているという側面もあるけど、僕は色々と考えさせられました。

 

能動的な働きかけは、まず間違いなく今の薬剤師に足りない能力の1つで、これから磨いていかないといけなう能力の1つだと思います。

 

漫画家の想像力はすごいのでアンサングシンデレラのこれからに期待

 

僕は漫画がすごく好きでかなり読む方なのですが、常々思っていることがあります。

 

それは

「漫画家さんの想像力って、めっちゃすごい」

ということです。

 

漫画家の想像力はすごい件

僕が「漫画家さんの想像力、すげー!」と特に思ったエピソードがあります。

宇宙兄弟というマンガです。

 

このマンガは宇宙飛行士の兄弟を描いた物語なのだけど、作中で描かれている「宇宙飛行士候補者選抜試験」は、JAXAが実際に行なっているものを正確に描写しているんだとか。

 

けど、これはJAXAが作者の小山先生に教えたものではありません。

 

小山先生が宇宙飛行士関連の本を読みまくって、「自分だったらどんな試験をするだろう?」と想像を膨らませた結果、リアルな描写に近づいたそうです。

 

何が言いたいかというと、漫画家さんの想像力が現実世界を描き出してしまったのです。

 

例えば、僕たちは当たり前のようにスマートフォンを使っています。

けど、スマホのようなデバイスは、かなり昔のマンガでも描かれていました。

 

今話題のAI(人工知能)だってそうです。

ずっとマンガの世界では存在していました。

 

現実世界にないものがマンガで生まれて、それに現実世界が追いついていく。

これってとてもすごくないですか?

 

漫画家の想像力×薬剤師の組み合わせが楽しみ

なぜ「漫画家の想像力ってすごいんだよ」という話をしたかというと、『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』を読んで、漫画家の想像力×薬剤師のシナジーが楽しみだなと思ったからです。

 

もしかしたら「漫画家に何が分かる」と思っている薬剤師もいるかもしれません。

 

けど、違うバックグラウンドを持つ人の視点はとても大事だと思います。

なぜかというと、ずっと同じ仕事をしていると固定概念で凝り固まってしまうから。

 

違う業界の人のメガネは曇っていないので、ニュートラルな視点で物事を見ることができます。

 

一般人よりも想像力豊かな漫画家がどのように薬剤師を描き出すのか。

葵みどりの物語がどんな結末になるのか興味が尽きません。

 

まとめ

以上、『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』が面白いという話でした。

薬剤師なら楽しめると思うので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

では!

 

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