オンライン英会話サービスは、世界中の先生とつながり、自宅からでも英会話の練習ができるし、何より低価格というメリットがある。
しかし、オンライン英会話だけでは英語をペラペラ話せるようになるのは難しいというのが現実だ。
この記事では、なぜオンライン英会話だけでは英語を話せるようにならない理由やどのようにオンライン英会話を活用すれば英語を話せるようになるかを書いていく。
オンライン英会話だけでは英語を話せるようにならない2つの理由
オンライン英会話だけでは英語を話せるようにならない理由としては、大きく分けて2つあると僕は考えている。
リーディング力とリスニング力が低い
一定レベルのリーディング力とリスニング力がないと英語を話すことは難しい。
少し考えてみてほしい。
リーディング力とリスニング力が低いということは、英語をスラスラ読めないしということだし、相手の言っていることを聞き取るのも困難ということだ。
こんな状態で英語を話せると思うだろうか?
おそらく、ほとんどの人が「無理だ」と思ったはずだ。
「英会話をできるようになりたい」と思っ立った人が、いきなりオンライン英会話を始めるというのはよくある話なのだけど、まずやるべきなのは、リーディング力とリスニング力を鍛えることなのである。
英語フレーズのインプットが少なすぎる
基本的に自分が知っている英語しか話すことはできない。
例えば「Nice to meet you.」という英語は、ほとんどの人が知っている英語だと思う。
「初めまして」と英語で言いたいと思ったら、「Nice to meet you.」というフレーズがすぐに出てくるはずだ。
つまり、英語を話せるようになるには、Nice to meet you.のような瞬時に口から出せる英語フレーズを増やしていく必要がある。
「オンライン英会話をやっているのに、なかなか英語を話せるようにならないなぁ」と感じている人は、この英語フレーズのインプットが圧倒的に足りていないことが多い。
オンライン英会話を始める前にやっておきたい英語の勉強とは
オンライン英会話をやっても英語を話せるようにならない理由としては
- リスニング力・リーディング力が低いこと
- 英語フレーズのインプットが少ないこと
と書いてきた。
つまり、リスニング力・リーディング力を鍛えて、英語フレーズのインプットをたくさんした上でオンライン英会話をやれば英語を話せるようになるということだ。
リスニング力・リーディング力を鍛えるにはTOEICの受験がおすすめ
リスニング力・リーディング力を鍛えるにはTOEICが本当におすすめだ。
僕はTOEICを通してスコアをリスニング力・リーディング力を鍛えていたからこそ、通訳案内士という国家資格を取れるまでに英会話力が身についたと自信を持って言える。
TOEICは効果的かつ効率的にリスニング力・リーディング力を鍛えることができる。
人気の英語資格であるがゆえに、参考書のクオリティも高い。
僕の感覚だと最低でもTOEIC600点は取れないと英会話をするのは難しいので(できれば800点は取れた方が良いと思うが)、とりあえず自分の現在地を把握するという意味でも受験するのがおすすめだ。
詳しいTOEICの勉強法については以下の記事にまとめているので、興味があればあわせて読んでみてほしい。
英語フレーズのインプットは瞬間英作文系の参考書がおすすめ
英語フレーズのインプットは、瞬間英作文系の参考書がおすすめだ。
瞬間英作文とは、以下のような日本語文を瞬時に英語へ変換するトレーニングだ。
【例文】
- 彼は東京で10年以上働いています。
- これは何でできているんですか?
- これは彼が書いた絵です。
瞬間英作文のトレーニングを積むことによって、瞬時に日本語を英語へ変換できるようになる。
その結果、話せる英語が増えていくというわけだ。
個人的におすすめなのは以下の2冊。
日常会話でよく使う実践的な英語フレーズを学ぶことができる。
そのほかでおすすめなのは、『スタディサプリ ENGLISH
先ほどおすすめした2冊の参考書は、そこまでボリュームが多くないので本当に基礎的な英語フレーズしか学ぶことができない。
さらにステップアップして幅広く英語フレーズをインプットしたい場合には『スタディサプリ ENGLISH
無料期間もあるので、興味があればやってみてください。
無料期間中に退会することも可能なので。
まとめ
オンライン英会話は英語を話せるようになる上で有効な手段の1つではあるが、オンライン英会話だけでは十分でない。
オンライン英会話をする前にリーディング力やリスニング力の向上や英語フレーズの大量なインプットがないと、いくらオンライン英会話をしようとも、なかなか英語を話せるようにはならないのだ。
以上、参考になれば幸いです。
では!