「TOEICを受ける頻度はどれくらいが良いのだろう?」
TOEICの勉強を始めたばかりの人だと、こんな疑問を持っていることが多い。
結論から言うと、「目標スコアを取れるまでは毎月受けるのがベスト」である。
なので、この記事ではなぜ目標スコアを取れるまで毎月TOEICを受験した方が良いかについて書こうと思う。
なぜTOEICは毎月受けるべきなのか
なぜ目標スコアを取るまでTOEICを毎月受験した方が良いかというと、大きく分けて理由は2つある。
理由1:受験回数が多いほどスコアが上がりやすい
1つ目の理由が、TOEICは受験回数が多ければ多いほどスコアが上がりやすくなるからだ。
TOEICのテスト形式に慣れることによって、ハイスコアを取りやすくなるのである。
学校のテスト前に、先輩から過去問をもらってテスト対策をしたことはないだろうか?
イメージとしてはそんな感じで、TOEICの問題を解けば解くほどスコアは上がりやすくなるのだ。
TOEICを2回受験すれば、TOEIC公式問題集を1冊解いたことになる。
毎回受験している人とそうでない人を比べると、スコアの伸びに差が出てくるのは必然と言えるだろう。
理由2:ダラけずに勉強を続けられるので結果が出やすくなる
毎月TOEICを受験すると決めていれば、ダラけずに勉強を続けることができる。
僕が熱心にTOEICの勉強をしていた時の話をしよう。
僕はTOEICの勉強を始めたばかりの頃、2ヶ月間隔でTOEICを受験していた。
で、僕は2ヶ月おきに受験していたことをとても後悔しているのだが、なぜ後悔しているかというと2ヶ月の間ちゃんと勉強できなかったからである。
2ヶ月も受験日が先だと、「まだ時間あるし、今日はそこまで頑張らなくていいか」と考えてしまうのだ。(人間はなんて意志の弱い生き物なのだろうか)
このような経験から思い切って毎月受験する方針に切り替えたのだけど、これが大成功だった。
毎月TOEICを受験していると、「まだ時間あるしな」というダラけてしまう時間がなくなったのだ。
毎月お金を払うからには、ちゃんと勉強して結果を出さねばという気持ちになるのである。
結果的に、TOEICの勉強を始めてから1年かからずしてTOEIC900点に到達できたので、個人的には強く毎月受験することをおすすめしたい。
TOEICは毎月受験して、さっさとTOEICから卒業すべきと言う話
さらに言うと、TOEICは毎月受験して、とっととTOEICから卒業した方が良い。
TOEICは英語の基礎力を測るための試験
TOEICは英語の基礎を身につけるための試験だ。
そのため、TOEICのスコアが高くても英語を話せるようにはならない。
「TOEICの勉強をしても、英語を話せるようにならないよ」という話を聞いたことがある人もいるかもしれない。
「いやいや、さすがにウソでしょ?」と思っているかもしれないが、悲しいことにこれは本当だ。
実際、僕はTOEIC900点を取っただけでは、大して英語を話せなかった。
ダラダラと英語の基礎学習をしても時間の無駄なので、毎月TOEICを受験して早く英語の基礎を身につけてしまおう。
スピーキング力が評価される時代になりつつある
「TOEICのスコアが高ければ転職で有利になる」ことは有名だけど、スピーキング力も高ければさらに有利になる。
実はスピーキング力を重視する企業がかなり増えていて、それに伴い、スピーキング・ライティング力を測るTOEIC S&Wの受験者がすごい勢いで増えている。
TOEIC公式サイトのデータによると、右肩上がりで受験者が増えているのが分かると思う。
スピーキング力が高ければ、あなたの転職市場における価値を一気に上げることができる。
そのため、基礎学習であるTOEICは早く卒業して、英会話の勉強に時間を使った方が良いのだ。
僕の感覚だと、TOEIC800点とTOEIC900点の間にそこまで大きな基礎力の違いはない。
TOEIC900点は資格オタクだけ目指せば良いのだ。
総合的な英語力を上げたい人は、とっととTOEICの勉強から卒業しよう。
TOEICの効果的な勉強法については、↓の記事に詳しくまとめたので、興味があればぜひ。
まとめ
TOEICは英語の基礎力を養うための試験なので、それにダラダラと時間を使うのは非常にもったいない。
TOEICはハイペースで受験してとっとと卒業しよう。
そして英会話の勉強に注力した方が絶対に良い。
それがあなたの転職市場での価値を向上させることにつながるのだ。